連載『快適な生活が手に入る!「遮熱」超入門』では、エアコンが効かない家の意外な特徴について、遮熱の専門家が解説している。室温26℃に設定しても焼けるように暑いと感じる場合、その原因はエアコンの性能ではなく、家の構造や断熱性能にあるという。
エアコンが効かない原因は「輻射熱」
専門家によると、エアコンの設定温度が適切でも、窓や壁から入る輻射熱が室内の体感温度を上げているケースが多い。特に、夏場の日差しが強い時間帯には、窓ガラスを通して大量の熱が侵入し、室温が下がりにくくなる。この輻射熱が、エアコンの冷気を打ち消してしまうのだ。
遮熱対策の重要性
遮熱とは、太陽からの熱を反射して室内への侵入を防ぐ技術。専門家は「エアコンだけに頼るのではなく、窓に遮熱フィルムを貼ったり、遮熱カーテンを使用することで、体感温度を大幅に下げられる」と指摘する。実際、遮熱対策を施すことで、エアコンの設定温度を1~2℃上げても快適に過ごせるというデータもある。
また、屋根や外壁の遮熱塗料も効果的。これらを活用することで、冷房効率が向上し、電気代の節約にもつながる。専門家は「遮熱は夏の暑さ対策としてだけでなく、省エネや環境負荷低減にも貢献する」と強調する。
意外な特徴:断熱材の劣化
さらに、築年数が経過した家では、断熱材の劣化がエアコンの効きを悪くする原因となる。断熱材が湿気で劣化すると、熱を遮断する性能が低下し、外気の影響を受けやすくなる。専門家は「定期的なメンテナンスと、必要に応じた遮熱リフォームを検討すべき」とアドバイスする。
まとめ
エアコンが効かないと感じたら、まずは窓からの輻射熱対策を。遮熱フィルムやカーテン、塗料などを活用し、快適な室内環境を実現しよう。専門家の指摘する「意外な特徴」を理解し、適切な対策を講じることが重要だ。



