ルート66約4千キロを車載カメラで一気に体感 約40分の動画公開
ルート66約4千キロを車載カメラで一気に体感 約40分の動画公開

朝日新聞の連載「ルート66 分断のアメリカを走る」の取材で、中西部シカゴから西海岸ロサンゼルスまでの約4千キロを、レンタカーのダッシュボードに固定したカメラで撮影した映像が公開された。約40分の動画で、東から西へと道のりをつないでいる。

実際の走行距離は約7290キロ

取材では沿線の町々を訪ね、寄り道を重ねたため、実際の走行距離は約7290キロ(4530マイル)に及んだ。撮影は2026年7月25日から9月2日の真夏に行われた。

移り変わるアメリカの風景

「ルート66」はかつて、新天地を求める人々を西へ運び、自由と機会の象徴となった道。沿線には、2024年大統領選でトランプ氏が勝利し、共和党カラーの赤に染まった地域も連なる。

大都市を離れると、農地や小さな町々、荒野など、内陸部ならではの風景が広がる。緑豊かな東部から乾いた西部へ、移り変わる景色を約40分にまとめた。ルート66だけでなく、ハイウェーや寄り道の映像も含まれている。

映像には、教会、小学校、給水タンク、アメリカ国旗、モーテルの看板、追い越してゆくスポーツカー、道沿いに立つ候補者の選挙看板、遠くで回る風車、小さな鉄橋、木製の電柱、廃業したガソリンスタンド、沈む太陽などが映り込んでいる。

助手席に乗った気分で

時折カメラがずれて、空ばかり映ることもあれば、ハンドルを握る記者の独り言もマイクは拾うが、助手席に乗った気分で、のんびりとアメリカ横断の旅を楽しむことができる。