元INAX社長の川本隆一氏は、技術者時代には図面の正確さだけを重視していたが、商品開発に携わるようになってから、周囲を巻き込み行動に移させる企画書の重要性を痛感したという。
自己発電型自動水栓の企画書が省エネ大賞に
川本氏が最初に手がけたのは、電源不要の自己発電型自動水栓の企画書だった。形式にとらわれず書き上げたこの企画書は、綿密な調査に基づく熱意が伝わり、実現に至った。この製品は第1回省エネ大賞を受賞している。
理想の企画書:熱意と3つの要素
川本氏によれば、理想的な企画書は「何がなんでもやる」という熱意を前提に、正確かつ簡潔で、ポイントだけを表現したものだ。ポイントとは「Why(なぜやるか)」「What(何をやるか)」「How(どうやってやるか)」の3要素のうち、読み手が必要とするものをわかりやすく述べることとしている。



