ダイソー550円「車用トレイ」レビュー:アルトピアーノで水平にならず、マスキングテープで応急処置
ダイソー550円車用トレイ、アルトピアーノで水平にならず応急処置

ダイソーで販売する「車用トレイ(ヘッドレスト用)」550円を、トヨタモビリティ神奈川が販売するライトキャンパー「アルトピアーノ」に取り付けた。もともと商用車(タウンエースバン)ベースのため、後部座席まわりにはスマホホルダーもドリンクホルダーもなく、妻がスマホを充電する際は運転席からケーブルを伸ばし、前席背面のシートポケットに置いていたという。

ドリンクホルダーとスマホスタンドを兼ねる「畳めるトレイ」

この製品は、前席(助手席)ヘッドレストに取り付けて後部座席から使うドリンクホルダー兼トレイ。ドリンクホルダーに加えてスマホスタンドにもなり、左右にスライドでき、使わないときは折りたたんで収納できる。筆者は運転中にナビ操作を妻に頼みたいときなど、スマホを立てておける場所があると便利だと感じ、購入を決めた。

取り付けはカンタン、ただし対応条件は細かい

対応するのはヘッドレストのポールが2本あるタイプのみで、シャフトの太さが14mm以内、ヘッドレストバーの幅が約120〜180mmの車種向け。さらに、シャフトからシート背面までの幅が55mm以上ある車種や、ヘッドレスト下面とシート上面の隙間が15mm以下の車種には取り付けできない。アルトピアーノの前席ヘッドレストはポール2本タイプで条件をクリアしていた。

取り付けにはヘッドレストを一度引き抜く必要があり、ブラケットにポールを通して再び挿し込む。工具は不要だが、車種によってはロック解除ボタンを押しながら引き抜く必要がある。

水平にならない問題とマスキングテープでの応急処置

取り付けてみると、トレイが水平にならず、後席から見て手前側が下がって斜めになった。原因はアルトピアーノのシートの背もたれが薄いことで、トレイを支える部分がシート背面に届かないためだった。シートとトレイの間に幅1cmのマスキングテープを芯ごと挟み込んだところ、ちょうどいい水平が出た。ただし、これはあくまで筆者のクルマでの応急処置で、本来は購入前にシート背面の形状を確かめるのが正解だとしている。

スマホスタンドはケース付きiPhoneが入らず、耐荷重にも注意

スマホを差し込む部分の幅が狭く、ケースを付けたiPhoneは収まらなかった。ケースを外すと立てかけられたが、そのたびに外すのは面倒だと感じた。耐荷重は約1kgで、パッケージによると測定値。カップホルダーは最大直径約66mmまでで、300mLの缶と500mLのペットボトルはすんなり入ったが、650mLのペットボトルは底まで落ちずに少し浮いた状態になった。悪路や急ハンドルで収納物が落下するおそれがあるという注意書きもある。

ドリンクホルダー、スマホスタンド、ちょっとした物置きをひとまとめにでき、使わないときは折りたためるアイデア製品だが、筆者のアルトピアーノではそのまま取り付けるとトレイが傾き、ケース付きのiPhoneをスタンドに置けないという2つの相性問題があった。購入前に、前席シートの背面形状と、使いたいスマホのケースを付けた状態の厚みを確認することをすすめている。