Microsoftは、コードエディター「Visual Studio Code」のバージョン1.137をリリースした。今回のアップデートでは、オートメーション(プレビュー)や音声モード(実験的)、ワークスペースでのクイックチャットの継続など、複数の改善が加えられている。さらに、VS Codeに登場したペットの名前を募集する取り組みも開始された。
オートメーション(プレビュー)でタスクを定期実行
オートメーション(プレビュー)は、エージェントタスクをスケジュールに基づいて繰り返し実行する機能だ。定期的に実行するルーチンタスクを手動で開始する代わりに、時間単位や日単位、週単位などでスケジュールできる。
利用するには、まず「chat.automations.enabled」を有効に設定する。次に「エージェント」ウィンドウを開き、サイドバーの「Automations」をクリックしてタスクの構成を開始する。
音声モード(実験的)とワークスペースでのクイックチャット継続
音声モードは、アクティブなセッションが存在する間、実行中のセッション、選択されたモデル、添付ファイルに関する質問を音声で入力できる機能だ。新しいセッションの開始を依頼することもできる。利用を開始するには「agents.voice.enabled」を有効に設定し、チャット入力欄の音声モード(Voice Mode)ボタンをクリックする。リクエストが入力されると、既存セッションに送信するのか、新しいセッションを開始するのかがアナウンスされる。
エージェントウィンドウ内では、ワークスペースに関連付けることなく簡単なチャットを開始できるようになった。これは一般的な質問やアイデアをエージェントと議論する場として活用できる。対話の内容がプロジェクト固有のものとなった場合は、Copilotエージェントにローカルフォルダーまたはワークスツリーへのアタッチを依頼することで、内容を維持したままワークスペースセッションとして継続できる。なお、このバージョンのチャットの継続は、Copilotハーネスでのみ利用可能だ。
GitHub連携の実験的機能とペットの名前募集
チャットの会話でGitHub上の作業が言及された場合に、エージェントウィンドウはGitHubプルリクエスト拡張機能と直接連携できるようになった(実験的)。github.comのIssuesまたはプルリクエストのリンクをクリックすると、Webブラウザーに切り替えることなく、エージェントウィンドウ内で詳細を開くことができる。
VS Codeにはペットが登場した。AIエージェントの作業に合わせて画面上でリアクションを返すインタラクティブなマスコットで、某ゲームのモンスターを彷彿とさせる外観だが、頭に2本の触覚らしきものが備わっている。ペットには状況に応じた動作がプリセットされており、視覚的な通知機能としての役割がある。また、休憩中にクリックすると、ランダムな動作でユーザーを楽しませることもできるという。
Microsoftはペットの名前を募集中だ。期日は9月17日(米国時間)で、利用規約および応募サイトへのリンクは「VS Code pet interactions and reactions」から確認できる。
Visual Studio Codeバージョン1.137は公式ページ「Visual Studio Code - The open source AI code editor | Your home for multi-agent development」から入手可能だ。インストール済みのユーザーは、メニューの「ヘルプ」→「更新の確認…」をクリックすることで速やかにアップデートできる。



