米Boseは8月6日(現地時間)、オーバーイヤー型ヘッドホン「QuietComfort Headphones」の第2世代モデルを発表した。アクティブノイズキャンセリング(ANC)の性能を改善し、上位のQuietComfort Ultraシリーズで提供してきた「Boseイマーシブオーディオ」を追加した。米国では8月8日に予約受付を開始し、13日に出荷する。価格は359ドルである。
ノイズキャンセリングの改良点
ノイズキャンセリング機能は「QuietControl」という新名称になり、前世代から複数の改良が加えられた。新たな適応型フィードフォワード制御により、6基のマイクを用いたシステムがイヤーカップと頭部の間に生じる隙間をより適切に補正する。Boseによると、メガネのつる、髪や帽子などによってイヤーカップの密閉性が低下した場合でも、効果的なノイズキャンセリング性能を維持しやすくなったという。
周囲の音を取り込む「アウェアモード」のActiveSenseも改善した。電車の通過など突発的に大きな音が発生した際、状況に応じてノイズキャンセリングをより滑らかに適用し、急激な騒音を和らげる。Boseアプリではノイズキャンセリングの強度を手動で調整できるほか、ノイズキャンセリングと外音取り込みのバランスを設定したカスタムモードも作成できる。
イマーシブオーディオと接続機能
音響機能では、Bose独自の「TrueSpatial Technology」を新たに搭載し、Boseイマーシブオーディオの「静止」「移動」「シネマ」の3モードを利用できる。「静止」は頭を動かしても音が空間上の一定の位置から聞こえるように再現し、「移動」はユーザーの動きに合わせて音場を追従させる。「シネマ」は背景音や効果音を空間的に広げながら、セリフを明瞭に中央へ定位させる。
有線接続では、USB-C経由で最大24bit/48kHzのロスレスオーディオ再生に対応した。USB-Cは双方向の音声伝送が可能で、ZoomやMicrosoft Teamsといったビデオ会議アプリでのマイク入力にも利用できる。USB-C-3.5mmケーブルも付属する。
ワイヤレス接続はBluetooth Core 5.4に対応し、2台の機器を切り替えて利用できるマルチポイント接続をサポートする。AndroidではGoogle Fast Pairを利用できる。操作には物理ボタンを採用。右イヤーカップで再生・一時停止、音量調整、通話などを操作でき、左イヤーカップのボタンではリスニングモードの切り替えや音声アシスタントなどのショートカットを利用できる。
バッテリーとカラーバリエーション
連続再生時間は最長24時間で、Boseイマーシブオーディオ使用時は最長18時間。15分の急速充電で最長2.5時間再生できるほか、充電しながら使用することも可能である。
カラーはブラック、ホワイトスモークに加え、限定色としてユーカリグリーン、デュードロップミント、ローズウッドモーブの3色を用意する。



