ASUS JAPANは10月16日、ROGブランド設立20周年を記念した新型ポータブルゲーミングPC「ROG XBOX Ally X20」を発売する。直販サイトでの販売価格は25万8800円だ。
20周年記念モデルにふさわしい外観
ROG XBOX Ally X20の最も特徴的なポイントは、ボディカラーだろう。従来のROG Allyシリーズのボディカラーは「ホワイト」と「ブラック」の2種類で展開されてきたが、今回のROG XBOX Ally X20はグレー基調のトランスルーセントカラーとなっている。
さらに、内部のヒートシンクなど、透けて見える金速パーツにはゴールドをあしらっている。ある意味で「メカメカしさ」と「ラグジュアリーさ」の両方を手に入れた、20周年記念にふさわしい仕上がりだ。
特定の世代の人であれば、ポータブルゲーム機が「トランスルーセントボディ」というだけで欲しくなるかもしれない。筆者もその1人で、この見た目はかなり物欲を刺激される。
背面の記念エンブレムと持ちやすいグリップ
20周年記念ということで、背面の下部にはゴールドの記念エンブレムがデザインされている。コレクターアイテムとしての満足度もかなり高い。
ディスプレイの左右にあるゲームコントローラー(パッド)は、ROG XBOX Ally X20でも健在だ。本体と一体化した大型のグリップが、手に持った際の良いホールド感を生み出している。
「コントローラーを外せる」といったギミックはないが、その分ボディの剛性は高く、アクションゲームなどでかなり激しい操作を行ってもきしんだりしないので、ゲーム中に気が散ることもない。
また、ボタンやグリップの周りにある「ROG」文字のドットパターンは、遊び心を感じさせる。細部にまで実用性とデザイン性にこだわっているのは、ROG AllyシリーズのDNAといえる。
パッドのジョイスティックやボタンはバージョンアップ
ROG XBOX Ally X20は、カラーリングを除くと先代の「ROG Xbox Ally」シリーズから外観上の大きな変化はない。しかし、実はパッドのジョイスティックやボタンがバージョンアップしている。
ジョイスティックは静電式の「TMR(トンネル磁気抵抗効果)モジュール」に変更された。これにより、触れていないのに反応してしまう「ドリフト現象」を防ぐようになったほか、動作時の消費電力が最大75%削減されている。そして十字キー(D-Pad)は、引き上げて回転させることで「4方向入力モード」と「8方向入力モード」を切り替えられる。
筆者は格闘ゲームの復刻版(移植版)を遊ぶ機会が多いのだが、今どきの8方向入力対応のパッドで遊ぶと意図しない入力で困ることがある。その点、ROG XBOX Ally X20のD-Padのモード切り替え機能は、誤入力を防ぐ観点からとてもありがたい。ゲーマー目線の改良ともいえる。