バイデン米大統領は21日、中国製電気自動車(EV)に対して100%の関税を課す最終規則を正式に発表した。2025年から発効する予定で、米国内のEV産業を保護するのが目的だ。
関税の詳細と影響
今回の措置は、中国製EVのほか、バッテリーや重要鉱物などにも関税を引き上げる内容を含む。米国政府は、中国の過剰生産能力が米国市場を歪めていると指摘している。
これにより、中国製EVの米国市場での価格競争力は大幅に低下する見通しだ。ただ、中国メーカーの米国市場への浸透度はまだ低く、短期的な影響は限定的との見方もある。
背景と今後の展開
米国は2024年5月に、中国製EVに対する関税を現行の25%から100%に引き上げる方針を発表していた。今回の最終規則はその正式決定となる。
中国商務省はこれに先立ち、「世界的なサプライチェーンの混乱を招く」と反発している。今後の米中貿易摩擦の行方が注目される。



