大関和、10歳下の社会活動家との恋愛に周囲が猛反対…再婚しなかった理由
大関和、10歳下の活動家との恋に周囲が猛反対

NHK連続テレビ小説「風、薫る」のモチーフとして知られる看護婦の先駆者・大関和は、20代で離婚した後、生涯再婚しなかった。作家の青山誠氏によれば、和は感情の激しい性格で、10歳年下の社会活動家と恋に落ちたが、周囲の猛反対に遭ったという。

新潟で出会った10歳下の男性

新潟の高田から東京へ戻った大関和は、眠る時間もないほど忙しい日々を送っていたが、プライベートでも多忙だった。和は恋をしていた。相手は高田の演説会で出会った木下尚江である。和に一目惚れした木下は、演説会終了後しばらくして再び県境を越えて高田を訪れた。その頃、和はすでに知命堂病院の看護長に就任しており、木下が病院を訪ねて来ると、院内を案内して回ったという。婦人科研究室では壁面に貼られた女体の解剖図を指差し、一つ一つの臓器を詳しく説明した。

木下尚江との恋愛と収監

図太い性格で多少のことで物怖じしない木下も、この時ばかりは「困ってどうしようかと思ったよ。だが、彼女の真剣さには敬服した」と、親友の相馬愛蔵に語っている。和は10歳ほど年下の木下を恋愛対象として見ておらず、彼がしきりに送ってくる好意のシグナルにも気づかなかった。しかしその後、社会活動家として活動していた木下尚江が収監されると、和は彼の元に通い続けた。

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「出獄の上は結婚」の誓い

和は木下と「出獄したら結婚しよう」と誓い合ったが、周囲は和の名誉を思って猛反対した。木下は出獄後、女郎を身請けして同棲するようになり、和との結婚は実現しなかった。青山誠氏は、和にとって40歳を超えての初恋だった可能性を指摘している。また、もう一人の男性との結婚も成立しなかったという。

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