千葉県市川市内の歩道でうずくまっていた20歳代の女性を救護したとして、行徳署は市立富美浜小教諭の石倉菜々海さん(23)に感謝状を贈った。同小の平賀明美校長は全校児童に、「勇気と思いやりのある行動をとれる人になってほしい」と呼びかけた。
通勤中に気づいた女性の異変
石倉さんは7月6日午前7時半頃、自転車で通勤中、歩道上に倒れている女性に気づいた。自分と同年代とみられる女性がうなだれているようで、「大丈夫ですか」と声をかけると、「大丈夫です」との返事だったが、「汗びっしょりで、大丈夫そうに見えなかった」。事情を聞くと腹痛を訴えたため、水を飲むか尋ねたり、ハンカチで汗を拭いてあげたりした。
近くのベンチまで動くことができなそうだったが、たまたま通勤途中だった同署の野水裕介署長が気づき、署員を呼んだ。野水署長は「勇気ある行動と温かい善意は地域住民の模範」とたたえた。
石倉さんの思い
石倉さんは「(女性に)声をかけるか悩んだが、行動が違ったら結果も全然異なっていた。小さな行動が大切なんだと思った」と話した。



