ランボルギーニは、プラグインハイブリッドSUV「ウルスSE」をベースにした高性能バージョン「ウルスSEペルフォルマンテ」を発表した。同社のステファン・ヴィンケルマンCEOは、今後のウルスラインナップにおいて、パフォーマンス志向の選択肢を強化する方針を示した。
販売比率の目標は50:50
ヴィンケルマンCEOは「ウルスのラインナップにおける構成比を変化させ、よりパフォーマンス志向の選択肢を強化していきたい。2027年以降は、ウルスSEとウルスSEペルフォルマンテの販売比率がほぼ50:50になることを想定している」と述べた。
エクステリアは、よりアグレッシブなデザインとなり、カーボンファイバー製のエアロパーツを採用。インテリアにはウルトラスエード素材のダッシュボードとカーボン製ステアリングホイールが採用され、スポーティさを強調している。
パワートレインと性能
パワートレインは、4.0リッターV8ツインターボエンジンにプラグインハイブリッドシステムを組み合わせ、システム最高出力596kW、最大トルク1000Nmを発生。0-100km/h加速は3.3秒、最高速度は312km/hに達する。駆動方式は全輪駆動で、ラリーモードも新たに搭載された。
バッテリーのみの航続距離は60kmと短めだが、開発エンジニアは「このクルマでは基本的にエンジンを楽しんでもらえばよい」とコメントしている。
ピュアEV計画の見直し
ヴィンケルマンCEOは、当初は4番目のモデルをピュアEVにする可能性も検討していたが、「カスタマーの需要は数年前に想定していたほど高くないとわかった。そのため、4番目のモデルもプラグインハイブリッドとして開発を進めることを決定した」と明かした。
「カスタマーが求めているのは“革新のための革新”ではなく、自分たちの夢や感情に寄り添う革新なのです」とヴィンケルマンCEOは強調。内燃機関が生み出すサウンドや振動、フィーリングはランボルギーニにとって重要な要素であり、簡単には変わらないと述べた。
ランボルギーニは2021年に「完全に新世代のモデルを投入し、パフォーマンスを向上させながら、同時に排出ガスも削減する」と約束し、現在ラインナップ全体をハイブリッド化した唯一のスーパースポーツカーメーカーとなっている。
車両諸元と価格
ボディサイズは全長5117mm、全幅2031mm、全高1638mm、ホイールベース3003mm。車重は2473kg。トランスミッションは8速オートマチック。乗車定員は5名。価格は未発表。



