日本メーカーの中国市場シェアが急落
中国の電気自動車(EV)市場において、日本メーカーの苦戦が顕著になっている。2024年の日本車の中国市場での販売台数は前年比で約30%減少し、シェアは10%を切る水準にまで落ち込んだ。一方、中国のEV大手BYDは年間販売台数が300万台を突破し、市場シェアを拡大している。
EVシフトが加速する中国市場
中国政府のEV推進政策により、新車販売に占めるEVの割合は2024年に40%を超えた。日系メーカーはハイブリッド車(HV)に強みを持つが、EVへの対応が遅れている。トヨタのbZ4Xや日産のアリアなどのEVモデルは販売が伸び悩んでいる。
「日本メーカーはEVの技術開発で中国勢に大きく引き離されている」と自動車アナリストの田中氏は指摘する。中国市場では価格競争が激化しており、BYDの「シー」シリーズは日本車の半額以下の価格で販売されている。
日本メーカーの対応と今後の展望
日本メーカーは中国市場での立て直しを急いでいる。トヨタは2025年に新型EVを投入予定だが、巻き返しには時間がかかると見られる。ホンダは中国のEVメーカーとの提携を強化し、日産はコスト削減に注力している。
「日本メーカーが中国市場で生き残るためには、EVのラインアップを大幅に拡充し、価格競争力をつける必要がある」と専門家は語る。一方で、日本メーカーは東南アジアやインドなどの新興市場では依然として強みを維持している。



