中国EVメーカーBYD、2025年に日本市場で3車種投入へ
中国EV大手BYD、25年に日本で3車種投入へ

中国の電気自動車(EV)大手BYD(比亜迪)は、2025年に日本市場で3車種を投入する計画を明らかにした。同社は現在、日本で「ATTO 3」と「ドルフィン」の2車種を販売しているが、2025年には新たなモデルを追加し、ラインアップを拡充する。

日本市場への本格参入

BYDは2023年1月に日本市場に正式参入し、同年7月には埼玉県に日本初の販売店をオープンした。同社は2025年までに全国で100店舗以上の販売網を構築する目標を掲げている。今回の3車種投入計画は、日本市場での存在感を高めるための戦略の一環とみられる。

BYDの日本法人であるBYDジャパンの担当者は、「日本のお客様にさらに多くの選択肢を提供できるよう、新モデルの投入を準備している」と述べた。具体的な車種や価格帯については明らかにされていないが、同社は競争力のある価格設定を検討しているという。

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国内メーカーとの競争激化

日本のEV市場は、日産自動車の「リーフ」やテスラの「モデル3」などが先行しているが、BYDの参入により競争が一層激しくなると予想される。BYDは中国市場でEV販売台数トップの実績を持ち、低価格帯から高級車まで幅広いラインアップを強みとする。

市場調査会社のデータによると、2024年の日本におけるEV販売台数は前年比で約30%増加する見通し。BYDはこの成長市場でシェアを拡大するため、積極的な投資を続けている。

日本政府のEV普及政策も追い風

日本政府は2035年までに新車販売の100%を電動車両にする目標を掲げており、EV購入補助金や充電インフラ整備などの支援策を実施している。こうした政策がBYDの日本市場進出を後押ししている面もある。

業界関係者は、「BYDが日本市場で成功するかどうかは、アフターサービスや充電ネットワークの整備、ブランド認知度の向上にかかっている」と指摘する。同社は既に日本で充電設備の設置を進めており、販売店と連携したサービス体制を整えつつある。

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