中国とEU、EV関税巡り協議継続へ 追加関税発動前に打開策模索
中国とEU、EV関税協議継続へ 追加関税前に打開策模索

中国と欧州連合(EU)は、EUが中国製電気自動車(EV)に課す追加関税の発動を前に、打開策を模索するため協議を継続することで合意した。中国商務省が24日、発表した。

協議の詳細

中国商務省の報道官は定例会見で、「双方はWTO(世界貿易機関)ルールに基づき、代替案を協議するため会談を続けることで合意した」と述べた。具体的な代替案の内容には触れなかったが、関税引き上げを回避するための措置が話し合われる見通し。

EUは中国製EVに対して、補助金の不正を是正するため、最大で38.1%の追加関税を課す方針を表明。これに対し中国は、EU産ブランデーや豚肉などへの報復関税を検討しているとされる。

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今後の見通し

EUの追加関税は、7月4日に暫定的に発動される見込み。それまでに双方が合意に至らなければ、貿易摩擦が激化する可能性がある。中国商務省は「中国はEUと共に、対話と協議を通じて双方の懸念に対応する解決策を模索する用意がある」と強調した。

一方、EUの報道官は「交渉は継続中であり、詳細についてはコメントできない」と述べるにとどめた。

背景

EUは中国製EVに対し、政府による補助金が不当に競争を歪めているとして、相殺関税の導入を検討してきた。中国はこれに対し、WTOルールに違反するとして強く反発している。

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