中国の電気自動車(EV)大手BYD(比亜迪)は、2024年10〜12月期の世界販売台数で米テスラを上回り、四半期ベースで初めて世界首位に立った。値下げ攻勢とモデルラインアップの拡充が販売を押し上げた。
販売台数の明暗
BYDの同期間の世界販売台数は、前年同期比で約7割増の52万2000台となった。一方、テスラの同期間の販売台数は48万4500台で、前年同期比で約5%減となった。
背景にある戦略
BYDは2024年に値下げを積極的に展開し、エントリーモデルから高級モデルまで幅広いラインアップをそろえたことが販売増につながった。テスラはモデル3とモデルYの販売に依存しており、需要の伸び悩みが響いた。
通年ではテスラが依然として首位を維持する見込みだが、BYDの追い上げは続いており、今後のEV市場の勢力図に変化が生じる可能性がある。



