自民党は23日、高性能な人工知能(AI)が相次いで公開されていることを受け、内閣府のAI担当部署の人員拡充などAI関係の政策推進機能の抜本的な強化を求める緊急提言を、木原稔官房長官に提出した。
提言の内容と木原氏の応答
提出後に取材に応じた平井卓也・党デジタル社会推進本部長によると、木原氏は今夏にも人員増に着手する考えを示したという。
提言は、米政府がAI開発事業者の協力で、公開前に高性能AIのリスク評価を行っていることに言及。日本でも高性能AIを技術評価する緊急性は高まっているとして、各国動向の分析や国際的な連携が必要だと訴えた。
具体的には、内閣府のAI政策推進室の人員を現在の30人弱から80人以上に増やすことや、専門性のある民間人材を20人ほど高額な報酬で採用することを提案した。
政府の対応
木原氏は23日の記者会見で「AI技術の進展は日進月歩で、国家戦略としてAI政策の推進に取り組む」と強調。「提言を踏まえ、体制の拡充に向け政府一丸で対応する」と述べた。



