Microsoft 365のCopilotを導入したものの、思ったほど活用が進んでいないと悩むビジネスパーソンは少なくない。日常業務で役立つ機能を見落としていることが一因かもしれない。本記事では、広い業種や職種で役立つ4つの機能を紹介する。
複数工程の仕事をまとめて任せられる「Copilot Cowork」
「Copilot Cowork」は、複数の工程からなる仕事をまとめて任せられるAIエージェントだ。「最終的に何をしたいか」を伝えると、必要な工程を自ら組み立てて作業を進めてくれる。作業ごとにいちいち指示を出す必要がないのは、大きなメリットと言える。
使い方も難しくない。サイドバー上部のタブを「Cowork」に切り替え、やりたいことを文章で指示するだけだ。例えば、社内イベントの準備なら「Outlookのメールで空き時間を確認し、社内のドキュメントから必要な情報を集めて資料の下書きを作成。さらにそれをTeamsに投稿する」といった一連の作業をまとめて依頼できる。
ただし、すべてを任せきりにできるわけではない。メール送信やTeamsへの投稿といった操作の前には、実行してよいかをユーザーが確認する仕組みになっている。なお、Coworkの利用にはMicrosoft 365 Copilotのライセンスに加え、管理者による従量課金の有効化が必要だ。利用量に応じてCopilot Creditsが消費され、別途料金が発生する。
未対応の連絡を定期チェックする「スケジュール済みプロンプト」
メールや予定の確認など、決まった作業を定期的に行っているなら「スケジュール済みプロンプト」が便利だ。同じプロンプトを、指定した日時や頻度で自動実行できる。
Copilotチャット上で通常通りプロンプトを実行したら、自分が送った指示の下に表示される時計アイコン「このプロンプトをスケジュールする」をクリック。実行する日時や繰り返し頻度、回数などを指定すれば設定完了だ。
例えば「毎週金曜日の夕方にメールやTeamsチャット、会議などを確認して、対応する必要のある事項を洗い出してもらう」といった使い方ができる。なお、先述のCoworkにも「オートメーション」と呼ばれる機能が用意されている。こちらは決まった日時の実行に加えて、メール受信などをきっかけに複数工程の作業を自動実行できることが特徴だ。単純な定期確認ならスケジュール済みプロンプト、複数の工程を伴う業務ならCoworkと、目的に応じて選ぶとよいだろう。