人工知能(AI)を活用したラーメン店評価システム「ラーメンAIグランプリ」が、東京、大阪、福岡の3都市で最高評価のラーメン店を発表した。このシステムは、過去5年間の食べログやTwitter、InstagramなどのSNS投稿データ約500万件を機械学習で分析し、味、サービス、雰囲気の3軸でスコア化した。
東京1位は「麺屋 一燈」
東京部門では、葛飾区新小岩の「麺屋 一燈」が総合スコア98.2点で1位に輝いた。同店は2013年創業で、濃厚な鶏白湯スープとモチモチの太麺が特徴。AIは「SNSでのポジティブな言及率が極めて高く、特に『スープの深み』に関する評価が突出している」と分析した。
2位は「Japanese Soba Noodles 蔦」(東京・巣鴨)で97.5点、3位は「麺屋 はる」(東京・中野)で96.8点だった。トップ10には、東京23区外からの選出が4店舗あり、AIは「都心以外にも高品質なラーメン店が分布している」と指摘した。
大阪1位は「人類みな麺類」
大阪部門では、大阪市北区の「人類みな麺類」が97.9点でトップに。同店は2015年オープンで、魚介と豚骨のWスープが人気。AIは「口コミの広がり方が異常で、訪日外国人からの評価も高い」と評価した。
2位は「麺屋 丈六」(大阪・難波)で97.1点、3位は「金久右衛門」(大阪・阿倍野)で96.5点。大阪のトップ10には、新世界や鶴橋など観光地の店舗が多く含まれた。
福岡1位は「一蘭」
福岡部門では、全国チェーンの「一蘭」が96.3点で1位。博多ラーメンの定番として知られ、AIは「一貫した品質とカスタマイズ性が評価され、リピート率が高い」と分析した。2位は「博多一幸舎」(福岡・博多区)で95.8点、3位は「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン」(福岡・中央区)で95.2点だった。
「ラーメンAIグランプリ」の開発者である東京大学の山田教授は、「AIの評価はあくまで参考値。実際に食べて自分の好みを見つけてほしい」とコメントした。今回の結果は、特設サイトで全店舗のスコアとともに公開されている。



