PHP脆弱性で札幌市や静岡銀などHP停止、ローンの申し込み不可も
PHP脆弱性で札幌市や静岡銀などHP停止、ローン申し込み不可も

プログラム言語「PHP」に重大な脆弱性が見つかった問題で、自治体や金融機関などがホームページ(HP)を相次いで停止している。一部の銀行では、アプリを通じたインターネットバンキングなどのサービスを停止した。

札幌市や宮城県の自治体がHPを一時停止

札幌市は市のHPを21日午後9時から一時停止した。安全が確認されるまで、救急当番医や緊急時連絡先などに限定した簡易サイトを開設している。緊急情報は市の公式SNSなどで発信する。再開の見通しは立っておらず、市広報課は「早期のサービス再開に向けて作業を進めたい」としている。

宮城県では、県や仙台市、白石市などがHP機能の一部を制限した。

金融機関でHPやアプリ停止、ローン申し込みも不可に

金融機関では、山形銀行(山形市)、栃木銀行(宇都宮市)、群馬銀行(前橋市)、北国銀行(金沢市)、静岡銀行(静岡市)などがHPの公開を停止した。

静岡銀行は、インターネットバンキングが利用できる公式アプリ「しずぎんアプリ」も停止した。個人情報の漏えいなどの被害は確認されておらず、「安全確保を目的とした予防的な措置」としている。

岩手銀行(盛岡市)もスマートフォン向けの「いわぎんアプリ」の一部機能を停止している。HP上で利用できるサービスも一時停止されており、北国銀行では来店予約ができず、群馬銀行ではローン申し込みなどができなくなっている。

山形新聞社もHP公開停止、再開のめど立たず

山形県内では、山形新聞社(山形市)もHPの公開を停止した。同社総務部によると、予防的な措置としての一時停止だが、再開のめどは立っていないという。