食品大手ニッスイは20日、システム障害が起きた子会社の日水物流の全17拠点で、この日から入出荷業務が通常に戻ったと発表した。障害は7日に発生し、低温物流を手がける日水物流の拠点で入出荷の業務が止まった。一時はニッスイの冷凍食品のほか、食品メーカーや食品卸など計約1200社に影響が出た。
一部業務は9日から再開
システムを再構築し、9日から一部業務を再開していた。今回の復旧により、全拠点で通常稼働に戻ったことになる。
原因はクラウドサービスへのサイバー攻撃
システム障害の原因は、日水物流が利用するソフトバンク子会社のIDCフロンティアのクラウドサービスに対するサイバー攻撃。被害を受けたサーバーにニッスイグループが管理する個人情報などは含まれていないとしている。
ニッスイは「外部委託先を含めた情報セキュリティー対策およびリスク管理のさらなる強化に取り組んでまいります。また、システム障害の発生を見越した早期復旧や事業継続のための体制強化も進めてまいります」とコメントした。