フランスで、大手スーパーを標的にした大規模なサイバー攻撃が発生した。仏紙ル・モンドなどによると、冷蔵・冷凍設備の設定温度が攻撃者によって引き上げられ、冷凍食品や生鮮食品を大量に廃棄する被害が出た。
全国500店舗で温度設定が50度に変更
攻撃は、全国のスーパー約500店に対し、11日夜から12日未明にかけて仕掛けられた。温度管理ソフトウェアが標的となり、設定温度が50度に変更された。これにより冷凍食品が溶けたほか、スプリンクラーが作動して水浸しになったり、火災が発生したりした店舗もあったという。
被害額は数百万ユーロに達する見込み
攻撃を受けた大手スーパーには、カルフールやモノプリなどが含まれる。被害額は明らかになっていないが、数百万ユーロに達するとみられている。フランス当局が捜査を開始したが、犯行声明などは出ておらず、攻撃した犯行グループは特定されていない。