岩井コスモ証券(大阪市)は20日、同社の売買管理システムがサイバー攻撃を受け、顧客の意図しない売買注文が発注されたことを確認したと発表した。発注は7口座分で、うち5口座で約定されたという。
顧客への影響と対応
発表によると、顧客に対しては個別に連絡の上、すでに取引前の状態に戻す措置を完了しており、「お客様のご負担は生じておりません」としている。
同社は、今回の不正アクセスにより個人情報が漏洩したとも発表しているが、不正取引はその情報が利用されたものではないという。
システム提供会社の調査結果
同社にインターネット取引のシステムを提供しているトレードワークス(東京)によると、14日に不正アクセスを検知。調査の結果、売買注文が成立したほか、20日までに4975人分の氏名やメールアドレスなどの漏洩も確認した。
現在は、不正な通信を遮断する機能の強化などに取り組んだうえで、システムの運用を続けているという。