勤務外もサイバー犯罪に目光らす、津の空自隊員6人がボランティア活動
勤務外もサイバー犯罪に目光らす、津の空自隊員6人がボランティア

津市白山町の航空自衛隊白山分屯基地に勤務する自衛隊員たちが、サイバー空間での違法行為に目を光らすボランティアとして活躍している。グループ名は「白山サイバーユニット」。三重県警などとも協力し、悪質なサイトの通報や闇バイトの未然防止に向けて取り組んでいる。

サイバー運用班の6人が参加

白山分屯基地には、地対空誘導弾「PAC―3」などを使って領空内に侵入する航空機やミサイルなどから安全を守る中部高射群第14高射隊が所在する。情報システムへの外部からの不正アクセスを防ぐほか、隊員の情報リテラシー向上の研修を行う「サイバー運用班」に所属する20~50代の隊員6人が、勤務時間外にボランティアとして活動している。

きっかけは県警のボランティア参加

2024年秋、小原礼司1曹(50)が県警のサイバーボランティアに参加したことが活動のきっかけだった。災害派遣などで組織として地域に貢献する機会はこれまでにもあったが、「個人として、もっと地域住民の役に立てることはないか」と考えていた小原さんが、県警のホームページでボランティアを募集していることを知って迷わず参加した。仲間の隊員も次々と参加したという。

日頃から機密性の高い業務に携わる隊員たちが、その知識を生かして地域のサイバーセキュリティ向上に貢献している。今後も三重県警などと連携し、悪質サイトの通報や闇バイト防止に向けた活動を続けていく方針だ。