米司法省は21日、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が13歳未満の子供のアカウント開設に必要な制限を講じていなかったとして同省が起こしていた訴訟で、ティックトック側が計4億ドル(約636億円)を支払うことで和解したと発表した。同種事案の和解額としては過去最大級という。
2024年にバイデン前政権が提訴
提訴は、バイデン前政権だった2024年。米ブルームバーグ通信によると、司法省は13歳未満の数百万人が保護者の知らないうちにアカウントを作れる状態を放置し、保護者による削除の申し出も難しくしていたと訴えていた。
TikTok側は経営体制や個人情報の扱いを見直し
司法省によると、ティックトックは提訴以降、経営体制や個人情報の扱いを見直し、年齢確認や保護者による管理を強化した。
TikTokは、短い動画をスマートフォンで手軽に投稿し共有できるアプリ。中国IT企業、字節跳動(バイトダンス)が2017年にリリースした。若い世代の人気が高く、月間利用者数は世界で10億人以上とされる。米国ではデータ収集による安全保障上の懸念が指摘され、バイトダンスは今年1月、米オラクルなどが出資する新会社に米事業を移した。



