竹田市、小児オンライン診療8月開始 大分こども病院と連携
竹田市、小児オンライン診療8月開始 大分こども病院と連携

竹田市は、市唯一の小児科専門の診療所「市立こども診療所」で、大分こども病院(大分市)と連携した来院型オンライン診療を8月から始める。これまで休診していた曜日などにも診療所を訪れて医師の診療が受けられるようになり、安定的な小児医療の実現が期待できる。

同診療所を巡っては、医師らの体調不良や病気休暇が相次ぎ、2023年7月に休診。市が諮問した検討委員会の答申を受けて1人だった看護師を2人体制にするなどし、昨年7月1日から、火曜午後を除く平日に診療を再開した。答申では、医師についても2人体制による運営が望ましいとしていたが、市の財政上の都合などで医師は1人のままだ。市によると、昨年の診療再開から今年3月末までに、やむを得ず臨時休診した日が10日あった。

大分こども病院の医師が遠隔診療

大分こども病院の久我修二院長によると、診療所長の医師が大学の先輩だった縁などから診療所の運営状況を知り、オンライン診療の導入を提案したという。第3火曜を除く火曜午後や、学校健診や学会の出席などで医師が不在の場合に実施する。

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利用には予約が必要。診療所に来院すると、常駐する看護師がサポートしながら、大分こども病院の医師の診療を遠隔で受けられる。8月25日に開始予定で、事業費は約400万円。公益財団法人・地域社会振興財団の交付金を活用する。

市長と病院長が協定締結

14日、市役所で協定の締結式があり、土居昌弘市長や久我院長らが出席した。久我院長は「竹田市に住んでいて良かったと思うきっかけになってほしい。夜間診療などの足がかりにもしていきたい」と述べた。土居市長は「医師、スタッフの負担軽減につながり、ひいては竹田市の小児医療を守る取り組みで大変うれしい」と述べた。式後、関係者によって模擬診療も披露された。

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