近畿日本鉄道は、近鉄特急のネット購入サービスについて、9月9日から名称を「近鉄特急チケットレスサービス」に統一すると発表した。あわせて特急券の変更時における座席選択や、一部払戻しの機能を拡充する。
名称統一の背景と対象
これまで会員登録ありの「インターネット予約・発売サービス」、会員登録なしの「チケットレス特急券発売サービス」を提供してきたが、9月9日以降はいずれも「近鉄特急チケットレスサービス」とし、名称に統一する。現在、「インターネット予約・発売サービス」に会員登録している利用者は、名称変更後も再登録する必要はない。
特急券変更時の利便性向上
特急券の変更についても利便性を高める。乗車区間など変更する際、これまで変更前に指定していた座席を再び選ぶことができず、別の座席に変更する必要があったため、他の座席が満席の場合にインターネット上で変更できなかった。9月9日以降は変更前の座席も含めて選択可能とし、元の座席を維持したまま変更できるようにする。
例として、観光特急「しまかぜ」のサロン席を5人分購入済みで、他のサロン席が完売している状態から6人に変更する場合、現在は変更前の座席を選べないため、インターネット上で手続きを行えないが、変更後は同じ座席を選択しつつ、人数変更が可能となる。ただし、ポイント交換によるチケットレス特急券は人数変更できない。
一部払戻機能の追加とサービス終了
新たに「一部払戻(人数減)」機能も追加する。これにより、列車や座席を変更せず、乗車人数だけを減らせるようになる。この操作は乗車変更の回数制限(最大3回)にカウントされない。ポイント交換によるチケットレス特急券は対象外となる。
一方、会員向けの「特急券仮予約サービス」は終了する。最終受付日は9月8日で、仮予約した特急券の受取りは9月15日まで可能。これらの変更に合わせ、「インターネット予約・発売サービス会員規約」を「近鉄特急チケットレスサービス会員規約」に改称するほか、「近鉄特急netポイントサービス特約」「近鉄特急積立金サービス特約」も改定する。



