NTTドコモが提供する電子決済サービス「ドコモ口座」を巡る不正引き出し問題で、被害総額が約3,100万円に拡大したことが分かった。ドコモは8月20日、新たな被害が確認されたと発表した。
被害の経緯と詳細
ドコモによると、8月16日から17日にかけて、ドコモ口座から不正に資金が引き出される事案が発生。同社は8月18日に初めて被害を公表し、その時点での被害総額は約1,800万円、被害者数は約100人としていた。
その後の調査で、新たに約1,300万円相当の不正引き出しが確認され、被害総額は約3,100万円、被害者数は約220人に拡大した。不正アクセスは、ドコモ口座のログインIDとパスワードが何らかの方法で第三者に漏洩したことが原因とみられる。
ドコモの対応と今後の対策
ドコモは、被害に遭った利用者に対して全額補償する方針を示している。また、同社は不正アクセス防止のため、ドコモ口座へのログイン時にSMS(ショートメッセージサービス)による認証を導入するなど、セキュリティ強化策を順次実施している。
ドコモは、利用者に対してパスワードの変更や、他のサービスで同じID・パスワードを使い回さないよう注意喚起を行っている。また、不正な引き出しに気付いた場合は、すぐにドコモの問い合わせ窓口に連絡するよう呼びかけている。



