伊勢ケ浜親方による弟子への暴力が発覚 相撲協会が調査を開始
大相撲の元横綱照ノ富士である伊勢ケ浜親方(34歳)が、自身の弟子である幕内力士の伯乃富士(22歳)に対して暴力を振るっていたことが、2月27日に複数の関係者への取材によって明らかになりました。この問題を受け、日本相撲協会のコンプライアンス委員会がすでに調査を開始していることが確認されています。
伊勢ケ浜部屋の継承と伯乃富士の経歴
伊勢ケ浜親方は昨年6月に、元横綱旭富士から伊勢ケ浜部屋を継承しました。現在、同部屋には角界最多となる31人の弟子が所属しています(春場所前時点)。一方、被害を受けた伯乃富士は2023年に横綱白鵬の弟子として宮城野部屋に入門しましたが、部屋内で発生した暴力事案の影響を受け、2024年に所属力士たちと共に伊勢ケ浜部屋へ転籍しています。さらに、伊勢ケ浜親方の意向により、今年の初場所からは伯桜鵬から伯乃富士へとしこ名を変更していました。
伊勢ケ浜部屋における過去の暴力事案
伊勢ケ浜部屋では、過去にも暴力をめぐる問題が発生しています。具体的には以下の通りです。
- 2017年:当時の横綱日馬富士が暴力を振るい、責任を取って引退。
- 2022年:幕下以下の力士による暴力事案が判明し、加害力士が引退処分。
今回の事件は、こうした暴力体質が根強く残っている可能性を示唆するものとして、角界内外から大きな注目を集めています。日本相撲協会はコンプライアンス委員会を通じて、事実関係の詳細な調査を進めており、今後の対応が注目されます。



