名古屋グランパスが5得点の大勝劇!山岸祐也が古巣福岡戦で本領発揮
2026年3月7日、J1リーグにおいて名古屋グランパスが福岡に5-0で快勝し、連敗を2で止めた。大量得点による圧倒的な勝利で、攻撃陣の調子が上向き始めている。
前半から攻撃が爆発、3得点で試合を決定づける
試合は前半12分に山岸祐也選手の先制ゴールで幕を開けた。その後、稲垣選手と木村選手にもゴールが生まれ、前半だけで3得点を挙げた。後半19分には山岸選手が再びネットを揺らし、試合終了間際には途中出場の森選手がダメを押した。一方、球際の激しさに欠けた福岡は退場者も出し、4連敗となった。
山岸祐也、古巣戦で2ゴールの活躍「ハットトリックできなくて悔しい」
大勝劇の中心で背番号11が輝いた。ワントップの山岸選手は先制点を含む2ゴールを奪い、味方の2得点にも絡む活躍を見せた。古巣との一戦なだけに、喜び方は控えめだったが、「ハットトリックができなくて悔しい」と振り返るほど充実感を得ていた。
0-0の前半12分、後方の味方からの浮き球パスに反応。相手守備の背後に抜け出して、右足で決めた。3-0の後半19分には、中山選手から受けたボールをダイレクトで敵のゴールライン付近に落とす絶妙なパス。中山選手からの折り返しを再び右足で押し込んだ。
けがを乗り越え、新たな挑戦で得点力を回復
福岡で2年連続、リーグ戦で10得点を記録した山岸選手。得点力を期待され2023年に名古屋へ加入したが、けがに悩まされ、この2年は計5得点にとどまっていた。「いろいろ難しかった」と振り返る。けが予防のため、体の強い稲垣選手をまねてピラティスを始め、過去の自分や他の選手のプレー映像を見て、得点のイメージを膨らませた。
ペトロビッチ監督の就任も追い風になった。攻撃で複数人の連係が重視されるようになり、自らの持ち味である味方を生かす動きが光った。今年は全5試合に先発し、既に3得点している。
チーム全体の攻撃的サッカーが形に
山岸選手がこの日、輝いたのは、最終ラインが福岡のハイプレスを恐れずかわし、積極的に縦パスを前線へ送ったからでもある。ボールの奪い所がなくなった相手は対応が後手になった。「良いシーンがいっぱい出た。自分たちが上回った」と山岸選手は語った。
チームがリーグ戦で5得点以上するのは20年8月の浦和戦以来。複数得点も今年初めて。本領を発揮し始めたエースに引っ張られ、攻撃的サッカーが一つ形になってきた。今後の試合でも、この調子が続くか注目される。



