横浜高・織田翔希が米球界挑戦表明、日本球界に危機感広がる
横浜高・織田翔希が米球界挑戦表明、日本球界に危機感

今秋のプロ野球ドラフト会議の目玉とされた横浜高の織田翔希投手が15日、米球界への挑戦を表明した。8月には甲子園大会史上最速となる156キロをマークしており、国際化が進む時代にあって、その心意気は素直に応援したい。

「若いうちから生の英語に」 織田翔希が語ったアメリカ挑戦の背景

織田は日本のドラフト会議でも1位指名で競合する可能性が高いとされていた。日本のプロ野球界にとっては、長年恐れてきた事態と言える。

9月16日の12球団オーナー会議後、議長を務める横浜DeNAベイスターズの南場智子オーナーは「有望な選手が最初からMLB(大リーグ)を目指していくような事態などが連続して起こっているわけでありまして」と言及。人材の「流出」を大きな課題の一つに掲げた。

かつての常識が変わる 「日本で育ってから米国へ」の時代

かつて高校生が卒業後すぐに大リーグに挑むことは無謀と見られ、「日本で育ってから米国へ」が主流だった。大谷翔平(ドジャース)や村上宗隆ら先駆者の存在が、その常識を覆しつつある。

織田の決断は、日本の球界にとって大きな転換点となる可能性がある。今後、同様のケースが増えれば、国内のプロ野球界における人材確保の在り方にも影響を与えそうだ。