ヤクルト石川雅規が引退表明「25年間、楽しいことがほとんど」現役最多188勝
ヤクルト石川雅規が引退表明 25年間、楽しいことがほとんど

球界最年長の46歳で、現役最多の188勝を記録している東京ヤクルトスワローズの石川雅規が2日、今季限りでの引退を表明した。都内の球団事務所で記者会見を開いた。

報道陣との主なやりとりは以下の通り。

「一番大好きで大切な方々にご報告とお礼を」

「まず最初に、一番大好きで大切な方々にご報告とお礼を申し上げたいと思います。全国のスワローズファンの皆様、本当に長い間ご声援ありがとうございました。25年間、楽しいことがほとんどでした。でもやはり、つらいとき、うまくいかないとき、背中を押してくださったのがファンの皆様です。ぼく石川雅規は、今シーズンをもちまして現役を引退いたします。本当に25年間ありがとうございました」

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引退を決めた経緯

「40歳を過ぎてからは、毎試合毎試合『今日が最後のゲームなんじゃないか』と思いながら、マウンドに上がっていました。やはり、勝てなかったら辞める。もちろん体もそうですけども、気持ちのところで頑張れないとなったらもう辞めるしかないと、いつも思っていた。その中で、先日の今年初めての登板ですかね。(8月27日、神宮球場での巨人戦に先発し(1回持たず6失点)その時に自分の中で、いろいろ考えることがあって。家族にしっかりと自分の気持ちを伝えて、登板したその日には決断しました」

「めちゃめちゃ野球大好き」

――まだ投げたいという気持ちはあるか。

「めちゃめちゃ野球大好きなんで、まだまだ神宮球場に立ちたかったです。でも、自分の中でも気持ち的にも身体的にも、しっかりとあのゲームで区切りをつけることができたなと思いました」

長く続けられた要因と誇れる数字

――長くプロ野球生活を続けられた要因は。

「よく『小さいから大変だね』とか、おっしゃってくださりますけど、僕はこの体しか知らない。でも周りを見ると、体の大きい選手がいる。プロ野球は無差別級だと思うので、その中で大きい選手に勝ちたい、負けたくないって思いが自分の根底にありました。自分の中でいろいろなものにアンテナを張って、試して実験しながら25年間やってきた。引退って言いましたけど、まだまだ野球をうまくなりたい気持ちは持っている。いろいろなものに興味を持ちつつ、試行錯誤できたことが、長くできた一つの要因かなと。負けず嫌いですね」

――たくさんの成績を残されましたが、誇れる数字は。

「188勝という数字もそうですけど、194敗もですね。申し訳ない気持ちと悔しい思いはありますけども、それだけチームのマウンドを託していただいたという感謝をすごく持っているので。自分らしいというか、誇らしい数字だと思っています」

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