徳島商が20年ぶり23回目の優勝 秋季高校野球徳島大会決勝
徳島商が20年ぶり23回目の優勝 秋季高校野球徳島大会決勝

第79回徳島県高校野球秋季大会(県高野連主催)の決勝が11日、徳島市のむつみスタジアムで行われ、徳島商が海部を14-6で下し、20年ぶり23回目の優勝を果たした。決勝に先立って行われた3位決定戦では、阿南光が城南を破った。徳島商、海部、阿南光の上位3校は、24日から香川県で行われる四国大会に出場する。

徳島商、初回の逆転劇から打線が爆発

徳島商は1点を追う初回、四死球や相手の守備の乱れに適時打も絡み、一挙5点を奪って逆転。その後も着実に加点し、六回には大和が3点本塁打を放つと、七回にも適時打2本で3点を加えるなど、好機に打線がかみ合い、大量14点を挙げた。

投手陣の踏ん張りと海部の粘り

先発の大和は五回までを2失点、生藤も八回までを2失点で切り抜け、再びマウンドに上がった大和が九回の反撃を断った。投打に貢献した大和は試合後、「ホームランは練習試合でも打ったことがなく、ダイヤモンドを1周するのは気持ちよかった」と振り返った。

海部は初回、天見の適時二塁打で先制。四回と七回にも加点し、九回二死一、二塁から大崎、西郷が連続適時打を放つなど粘りを見せたが、及ばなかった。投手陣は5人が投げたが、相手打線の勢いを食い止められなかった。

徳島商の監督と主将のコメント

徳島商の森影浩章監督は「色々な投手に対応できるよう打撃を鍛え、力を出せた。四国大会ではエラーなどミスをしないよう、やれることをしっかりやっていく」と語った。主将の日下尚生は「練習してきた打撃を見せられた。徳島の1位で四国大会に出場するので、春に甲子園で戦うことを目指して勝ち抜きたい」と意気込みを示した。

3位決定戦は阿南光が九回に勝負を決める

阿南光は互いに無得点のまま迎えた九回、坂本の二塁打を足がかりに無死満塁の好機を作り、押し出し四球や篠原の適時二塁打などで5点を挙げ、試合を決めた。城南は阿南光の嘉見、森下両投手の継投に打線が沈黙し、散発2安打に抑え込まれた。