お笑いコンテスト『キングオブコント2026』の決勝が17日午後6時からTBS系で生放送される。決勝進出を果たしたニッポンの社長(辻クラシック、ケツ)がオリコンニュースのインタビューに応じ、6度目の決勝への思いや、去年の『ダブルインパクト』優勝、ロングコートダディの優勝に触発された心境を語った。
発表時のハプニングと緊張
決勝進出者発表時、山里亮太さんの「飛ばしてました」という訂正で一時混乱があったと辻クラシックは振り返る。「7組目が僕らで、飛ばされたのが僕らだったんです(笑)。よかったなーっていうのと、この何分間の緊張返してくれっていう気持ちでした」と笑いながら語った。ケツも「飛ばされたことに気づいてなかったんで、思った以上に早く時間が進んでいるぞと焦って」と当時を振り返った。
辻クラシックは「僕らだけやと思うんです。6回とも、初回と同じぐらいの喜び方をしているのは」と話し、や団がラストイヤーと聞いているとして「僕らが優勝して、2組抜けたいと思います(笑)」と意気込みを見せた。ケツはゲン担ぎとして、見取り図のリリーさんに買ってもらったスケスケのパーカーを着て決勝に臨んでいることを明かし、「僕も優勝して、誰かにそれを授けたいなって(笑)」と語った。
決勝への思いと手応え
ファイナリストに呼ばれなかった過去の経験について、辻クラシックは「そこから大阪に帰るのが地獄すぎて。1年間を否定されたような感じだった」と振り返り、「この日が一番うれしいかもしれない(笑)」と喜びを表現した。ケツも「僕も同じ気持ちです。このまま、朝まででも僕はいける」と続けた。
今年のネタ作りについては、辻クラシックは「『キングオブコント』に出ると決めていたので、ちょっと意識していましたね」と話し、準決勝の手応えについては「(笑いが)ほしいところで『きた!』ってなって。けっこうおっさんの笑い声が目立っていたので、それを信用してました(笑)」と語った。ケツは「自分たちのペースでネタもできたから、後悔はなかったですね。ここでも優勝して、2冠ってなるのがかっこいいなって思うんで、それをモチベーションにやりたいですね」と意気込んだ。
若手の台頭と敗者復活戦
ファイナリストの顔ぶれについて、辻クラシックは「3年目の子もいたり、決勝に一緒にいったことがある人もいますし。でも、ダウとか、ヤッホイとか、すごい次の世代が押し寄せてきているなとは思います」と話し、「今年僕らが優勝して、や団も抜ける(笑)。次の世代に託すということですね」と語った。ケツは「新旧が入れ替わっている瞬間の年になっている感じが、バランス的に見て思います。僕が視聴者やったら、めっちゃワクワクする大会になっているかなって」と述べた。
今年は大会史上初の敗者復活戦が行われる。決勝進出の1枠をかけて、江戸川ジャンクジャンク、オフローズ、cacao、喫茶ムーン、しずる、生姜猫、スパイシーガーリック、そいつどいつ、ネルソンズ、破壊ありがとう(※50音順)の10組が挑む。
賞金の使い道と今後の目標
賞金の使い道について、辻クラシックは「去年『ダブルインパクト』優勝した時に、iDeCoとかNISAとか、いろいろやったんです。それをやっていたら、ホンマに(賞金が)なくなった」と明かし、現在は「マイナスになっているので、黒字になりたいです(笑)」と話した。さらに、北海道で見つかった絶滅危惧種のリクガメを165万円で購入したいと考えているが、「今はマイナスやから買えないんですよ。だから、マイナスを返して買ったらちょうどぐらいです(笑)」と語った。
ケツは「去年、結婚して、新婚旅行でハワイに行ったんですけど、僕の不手際で、ハワイおる間に24回ケンカしてしまった」と振り返り、「奥さん的に満足いく新婚旅行にならなかったんです。僕が全面的に悪いんです。だから、もう1回リベンジしたい。行き先は向こうの要望に合わせたいと思うんですけど」と語った。
ニッポンの社長は2013年に結成され、『キングオブコント』では2020年から5年連続で決勝進出を果たし、2020年に5位、21年に4位、22年に10位、23年に3位、24年に7位という成績を残している。2025年には『ダブルインパクト2025』で優勝した。