ソフトバンクは4日、西武との直接対決で8-2と快勝した。一回に正木智也が先頭打者本塁打で先制し、七回に柳町の3ランなどで突き放した。西武は先発の高橋光が三回途中で降板したのが痛かった。
正木が球団記録を更新する6本目の先頭打者弾
リーグ3連覇を目指すソフトバンクは、終盤戦の一つの山場ともいえる2位西武との直接対決に臨んだ。相手の先発は今季6戦で1勝4敗と分の悪い高橋光。緊張感の漂う初回、正木が球団のシーズン最多記録となる6本目の先頭打者本塁打を放ち、大きな白星を呼び込んだ。
「プレッシャーのかかる試合でも、自分たちの野球をやろうと、みんな思っていた」。最初の打席に入った右打者は、フルカウントでも持ち味の強いスイングを崩さなかった。高めの変化球を完璧に捉えると、打球はあっという間に左中間スタンドへ吸い込まれる先制弾に。「最高のスタートを切れて良かった」と喜んだ。
リードオフマンとしての役割に手応え
機動力を生かすタイプのリードオフマンではない。「初回から長打が(相手は)一番嫌だと思う」と語るのは、自身の描く1番打者の役割だ。5月半ばに固定されて以降、試合前の振り込みやダッシュの量を増やし、「100%で振れる準備をしている」と、バットで相手に圧力をかけ続けている。
野球人生でもほとんど経験しなかった打順に立つ。今季はここまで23本塁打、長打率は5割超。球団記録を更新してなおも「もっと打ちたい」と貪欲さを隠さない。先頭でチームを勢いづけるその存在感は、唯一無二だ。
小久保監督は救援陣を勝因に挙げる
ソフトバンク・小久保監督は「(四回途中から登板した)鈴木豪が向こうに行った流れをしっかり止めてくれたので、そこが勝因」と語った。



