プロ野球のセ、パ両リーグで最多となる118人の選手を抱えるソフトバンクは、どうしても故障者の数が多くなる。けがをした選手を支えるのは、主に「ハイパフォーマンス・メディカル部門」のスタッフたちだ。特にリハビリ担当は選手のことを第一に考え、それぞれの知識や時間を最大限に使って早期の復帰に貢献している。
選手の気持ちを前向きに
福岡県筑後市のファーム施設では26日、リハビリ組を担当するトレーナーの「さあ行きましょう!」「ゴーゴー!」といったかけ声に合わせ、選手たちがウォーミングアップやダッシュを元気にこなしていた。キャッチボールやトレーニングを行う選手に声をかけて回っていた太田利亨リハビリチーフ(42)は、「コミュニケーションをとって、(選手の)気持ちを前向きに持っていくことが必要」と語った。
専門性と連携で支える体制
三森哲司メディカルコーディネーター(47)によると、リハビリ担当の7人は、それぞれ「理学療法士」「アスレチックトレーナー」「ストレングス&コンディショニング」と役割が分かれている。現在は各選手を専属で担当することが多く、日々の予定や治療の段階によっては、連携をとってサポートにあたることもある。
最短復帰を目指す仕事
選手がけがをすると、チームドクターの診断を受けておおよその競技復帰時期が決まる。担当者は、選手の意思やチーム内での立場を踏まえてリハビリのプログラムを作成するが、太田チーフは「診断結果をうのみにせず、最短で選手を戻せる環境を作ることが僕らの仕事」と強調する。



