野球の日本代表「侍ジャパン」の新監督に、元千葉ロッテマリーンズ監督で、現役時代は大リーグでもプレーした井口資仁氏(51)が内定したことが17日、わかった。7月中にも正式発表される見込みだ。大リーグ経験者が侍ジャパンの監督となるのは初めて。侍ジャパン強化委員会が人選を進めていた。
井口氏の経歴と初陣
井口氏は、11月に開催されるアジアプロ野球チャンピオンシップが監督としての初陣となる。侍ジャパンは、来年11月のプレミア12などを経て、2028年ロサンゼルス・オリンピック(五輪)での金メダル獲得を目指す。
井口氏は青山学院大学時代に1996年のアトランタ五輪に出場し、銀メダルを獲得。プロ入り後はダイエー(現ソフトバンク)などで強打の内野手として活躍した。大リーグではホワイトソックスなどで4年間プレーし、ワールドシリーズ制覇も経験。2009年から17年まではロッテに在籍し、現役引退後の2018年から5年間、ロッテの監督を務めた。
前任監督の退任と背景
井端弘和前監督は今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で侍ジャパンがベネズエラに敗退した後、4月に退任が発表された。侍ジャパンは今回の監督交代を機に、再び世界の頂点を目指す。
井口氏の起用は、大リーグでの経験を生かし、国際大会で増加する大リーガー選手との連携や、世界最高峰の野球に対応できる戦術を期待してのものとみられる。侍ジャパン強化委員会は、井口氏のリーダーシップと国際経験を高く評価した。



