第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が17日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのハーフマラソン(21.0975キロ)のコースで行われ、前回予選会で13位だった専修大が4位となり、2大会ぶり73回目の本大会出場を決めた。
「故障率上昇も覚悟」の練習改革
専大の長谷川淳監督は今年1月、陸上部の公式サイトに年頭所感を発表し、今年の目標を「高速化した予選会の突破」と「本戦でのシード権獲得」と明言。そのために従来の練習を見直すとし、「故障率も上昇する」と述べていた。前回予選会で13位に沈んだ古豪を再建するための決意表明だった。
夏合宿の成果が実る
監督の目に、選手らは「何か目標を失った冬を過ごしていた」と映った。しかし春になり、主力2人が相次いでハーフマラソンで自己記録を更新し、雰囲気が変わった。全日本大学駅伝の関東地区選考会は次点の8位だったが、それも発奮材料になった。仕上げは夏合宿で、13~14キロの坂を一気に駆け上がる練習を1~3次合宿を通して行った。
4位躍進、次の目標はシード権獲得
その成果が予選会4位躍進につながった。チームトップの個人18位だった向田泰誠(2年)は「夏にしっかり練習できたので不安はなかった」と語る。4年生4人はチーム5~8番手で安定感を発揮した。「もう一度スピードを磨きたい」と指揮官は語り、次の目標達成のシナリオも見えている。