二岡智弘氏、プロアマ問わない指導哲学 交換日記で大リーガー育成
二岡智弘氏の指導哲学 プロアマ問わず交換日記で育成

社会人野球ジェイプロジェクトの室内練習場で、二岡智宏監督は野手の打撃練習を見守ったかと思えば、ノックバットを持ったままブルペンへ向かい、投手に助言を送る。今夏、愛知県阿久比町での光景だ。

「野手、投手関係なく、可能な限り、全部見よう」

休憩するのは水分補給時のわずかだけ。直接指導をしない時間も、近くでじっと選手の動きに目を光らせていた。「選手一人ひとり課題は違う。何を考え、どんな練習をしているかをしっかり観察していないと的確なアドバイスは送れない」と考えている。

現役時代は巨人、日本ハムで内野手として活躍。特に巨人時代はシーズン20本塁打以上を4度マークする「強打の遊撃手」として鳴らした。

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プロ、独立リーグ、社会人野球を経験

引退後、指導者としての経歴は過去に例を見ないものがある。2016年から巨人の1、2軍で打撃コーチを3年間務めた後、「指導者としてもっと勉強したい」との思いもあり、19年は独立リーグ・富山の監督に。20年に再び巨人に戻ると、3軍監督、2軍監督、1軍ヘッドコーチを歴任した。

そして今年1月、ジェイプロジェクトの監督に就任した。プロ野球の1~3軍、独立リーグ、社会人野球。カテゴリーを問わず、指導者としてのキャリアを重ねてきた。

当然選手のレベルは違う。それでも、「気づきを与え、一緒に考える」という信念は同じだ。「これをやりなさい、という押しつける指導では選手は絶対に成長しない。できないのは技術がないだけ。できるようになるまで練習すればいい」

指導者になってから、選手の思いに応えようと、全体練習前後の自主練習にも可能な限り付き合ってきた。その中で意識していることは…この記事は有料記事です。

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