増田陸、王座獲得後の決意表明
世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王者となった増田陸(帝拳)が、試合から一夜明けた21日、東京都内で記者会見を開き、「ベルトにふさわしいボクシングを目指して精進したい」と晴れやかな表情で語った。増田は19日の王座決定戦で比嘉大吾(志成)と激闘を繰り広げ、判定勝ちを収めて新王者となった。
休養王者・堤聖也との統一戦希望
増田は今後、約3年前に自身がプロで唯一敗れている同級の休養王者、堤聖也(角海老宝石)との対戦を強く希望。「真のチャンピオンはどちらか、闘って決めたい。勝つことで価値が高まる」と語り、統一戦への意欲を示した。堤は2023年9月に増田に勝利して以来、リングから遠ざかっているが、増田は「堤選手は強い相手。倒す価値がある」とライバル心を燃やす。
寺地拳四朗、3階級団体統一へ
一方、34歳の寺地拳四朗(BMB)は、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座を獲得。試合後、3階級目の団体統一を目標に掲げ、「最終章のスタート。なるべく早くしたい」と意気込んだ。寺地はこれまでにWBA、WBCのライトフライ級王座を統一した実績を持ち、今回のWBO王座獲得で3団体制覇に王手をかけた。関係者によると、寺地は年内にも他団体王者との統一戦を計画しているという。
岩田翔吉も統一戦視野
世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王座を初防衛した岩田翔吉(帝拳)も、他団体王者との統一戦を見据える。「強い相手の方が実力を出せる。まだまだこれから」と目をぎらつかせ、さらなる高みを目指す姿勢を示した。岩田は防衛戦で圧倒的な強さを見せ、ファンの期待も高い。
日本のボクシング界、新たな黄金期へ
今回の世界戦ラッシュで、日本のボクシング界は活況を呈している。増田、寺地、岩田の3王者がそれぞれ統一戦を視野に入れており、今後のマッチメークが注目される。特に増田と堤の統一戦は、バンタム級の真の王者を決める一戦として、国内外の注目を集めそうだ。寺地の3階級団体統一が実現すれば、日本ボクシング史上初の快挙となる。



