千葉ロッテマリーンズの角中勝也外野手(39)が、今季限りで現役引退することが20日、関係者への取材で明らかになった。2012年に独立リーグ出身者として史上初の首位打者に輝いた好打者が、プロ20年の節目でユニホームを脱ぐ決断を下した。
独立リーグ出身初の首位打者
角中は石川県出身。石川・日本航空二高(現日本航空石川高)を卒業後、独立リーグの四国アイランドリーグ・高知を経て、2007年の大学生・社会人ドラフト7巡目でロッテに入団した。非凡な打撃センスで頭角を現し、2012年には打率.294をマークして独立リーグ出身者初の首位打者を獲得。チーム一筋でプレーし、2016年には2度目の首位打者(打率.339)に輝くとともに、最多安打のタイトルも手にした。
WBC日本代表にも選出
2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表に選ばれ、国際舞台でも存在感を示した。通算成績は19日時点で1512試合に出場し、打率2割8分、1345安打、70本塁打、564打点を記録。昨季から出場機会が減少し、今季は3日に初めて1軍に昇格していた。
球団への貢献と引退の決断
角中はプロ入りから一貫してロッテでプレーし、チームの中心打者として長年にわたり貢献。好打者としての技術に加え、チームリーダーとしても慕われた。引退の背景には、近年の出場試合数の減少や自身の体力の限界を感じたことがあるとみられる。球団関係者は「彼の功績は大きく、独立リーグ出身選手の道を切り開いた存在だ」とコメントしている。
今後の予定
角中は今季限りでの引退を正式に発表する見通しで、残りのシーズンは現役選手としてプレーを続ける。ファンからは感謝と惜しむ声が上がっており、最後の勇姿を見届けようと注目が集まっている。



