全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は3日、新たにアーチェリーと剣道が始まり、計9競技が6府県で行われた。重量挙げ男子94キロ級に出場した羽黒の阿曽飛鳥選手は準優勝だった。
最後の挑戦、自己ベスト超えも及ばず
クリーン&ジャーク2本目でライバルに記録を抜かれ、後がなくなった。「ここで上げないと優勝できない」。最後の3本目に自己ベストを上回る163キロで勝負したが立つことができず、あおむけで倒れた。結果は準優勝に終わった。
けがとの闘い
4月の練習中に右手首、6月の試合では左手首をねんざ。約2か月間、スナッチの本格的な練習ができないまま大会を迎え、「メダルが取れればラッキー」と試合に臨んだ。不安はあったが、前半でスナッチ3本を成功させることができ、目標を優勝に切り替えた。
調子は良かったが、ライバルの気迫に押され、粘りきれなかった。表彰台では悔しさから涙がこぼれた。
競技へのめり込んだきっかけ
中3の夏、スポーツ推薦で学費免除を狙うため、重量挙げを始めた。最初はただの力比べと思っていたが、技術が必要な奥深い競技で、気づけばのめり込んでいた。減量は苦手で筋力を鍛え続け、高校入学時に約78キロだった体重は92.5キロまで増えた。「自分の成長が記録に表れるのが楽しい」とさらなる飛躍を誓う。(青山大起)



