巨人は9日の中日戦(セ・リーグ)で5-1と勝利し、今季5度の対戦で防御率0点台と苦しめられてきた中日・大野を攻略した。一回に大城の適時打で先制すると、三回にはダルベックのソロで加点。以降も効果的に得点を重ね、継投で逃げ切った。中日は好機にあと1本が出なかった。
新打線が機能し、大野を攻略
巨人は難敵を打ち崩すため、攻撃的なオーダーを組んで攻略への意志を鮮明にした。キャベッジ、ダルベックの両外国人を今季初めて2、3番に並べた新打線が見事に機能した。
一回、一死からキャベッジ、ダルベックが連打で好機を作り、大城の先制打を呼び込んだ。三回はダルベックが103キロの変化球をすくい上げ、左翼席へのソロを放った。五回にはキャベッジ、ダルベックが連続四球を選び、大城の犠飛と丸の適時二塁打で2点を追加。大野はこの回限りで降板となった。
指揮官と選手の狙い
これまで1試合に2得点以上を奪えていなかった大野に対し、橋上監督代行は「そう簡単に打てると思わなかったので、できれば攻撃力を分散しない方がいい」と新たな打線で挑んだ。両外国人の後を打つ4番の大城は「相手からしても脅威だと思う。自分も負けないようにと思って臨んだ」と振り返った。
両外国人がそろって先発メンバーに名を連ねたのは8月20日以来。本塁打、打点でチームトップのダルベックはここ数日は体調を崩し、この日が4試合ぶりの先発だった。不振が続いたキャベッジも2度の二軍降格を経て、前日に一軍復帰したばかりだ。
復調が逆転優勝への力に
ダルベックが「塁に出て打点を挙げる。2人でそれをやりたい」と言えば、キャベッジも「チームの勝利のために走者をかえすのが自分たちの仕事」と力強く語った。負けられない戦いが続く中、ポイントゲッター2人の復調は逆転優勝への確かな力になる。
橋上監督代行は「両外国人を上位に並べて、新たな形の打線を組んだけど、流れも良かったし、相手は脅威を感じるだろう。(2人は)しっかり四球も取ったし、非常に効果的だった」と話した。



