プロ野球セ・リーグのファイナルステージ(6試合制)第4戦が17日、甲子園球場で行われ、3位DeNAがリーグ2連覇の阪神に8―5で逆転勝ちし、4連勝で2年ぶり5度目(大洋、横浜時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。
九回に逆転、三森が決めた
「あと1球」がこだまする甲子園に、乾いた打球音が響いた。4―5の九回2死二、三塁。試合を決めたのは途中出場の三森だった。「本当に食らいつくだけだった」と2ストライクから守護神・工藤の160キロにバットを伸ばし、中前へ逆転の2点打。二走の牧は生還すると、これでもかと力強く手をたたいた。
伏兵の奮闘が光る
伏兵の奮闘が光った。1―1の四回、勝ち越しの2ランを放ったのは新人の成瀬だった。故障の宮下に代わり9月中旬に昇格した25歳が〝プロ1号〟を放つと、リードを許した九回は三森、井上朋、林と控えから試合に出た3人の適時打で4点を追加。主力の宮崎は「全員で勝ち取った勝利」と総力戦を誇った。
勢いか本物か、頂点戦うはソフトバンク
CS開幕前の記者会見。阪神、巨人両監督から「勢いの良さ」を警戒された相川監督は、不満げに首をかしげた。6月末時点で借金は最大15と膨らむも、そこから44勝27敗1分けと猛追。「3カ月、勢いだけで勝てるものではない。しっかりチームとして力をつけてきた」と自信を携え、貯金2の3位で戦いの場に乗り込んできた。
相次ぐ接戦を勝ち切り、CSファーストステージから怒濤の6連勝で日本一への挑戦権を手にした。頂点を争うのは2年前と同じソフトバンク。この強さは勢いか、本物か-。大舞台で証明してみせる。