王さん、ピカチュウ、チアガール…球場外も大盛り上がり 能登半島地震被災地のブースも
王さん、ピカチュウ、チアガール…球場外も大盛り上がり

30年ぶりの富山開催となったプロ野球オールスターゲーム。球場外でも試合前に様々なイベントが開催された。

王さんや小笠原さんらが野球教室

サブグラウンドでは、王貞治さん(86)が代表を務める一般財団法人「球心会」などによる野球教室が開かれた。教室では、プロ通算2000本安打を達成した小笠原道大さん(52)や谷繁元信さん(55)らとキャッチボールできるコーナーが設けられた。2人は子どもたちに「ナイスボール!」「センスあるよ!」などと声を掛けていた。

谷繁さんとキャッチボールした富山市の男子(11)は「日本一の捕手なので、どっしりと構えていて投げやすかった。谷繁さんから『中学でも野球続けろよ』と言われてうれしかった」と喜んでいた。

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王さんも球場を訪れ、「多くの子どもたちに野球に触れてもらい、甲子園、プロ野球を目指してほしい」と話していた。

能登半島地震被災地のブース

球場前の駐車場では、能登半島地震で被災した地域などからのブースが設置された。石川県内6市町と石川、富山、福井県からの自治体や企業などで、特産品の販売や観光パンフレットの配布を行った。

石川県志賀町のブースでは、サザエの蒸し焼きなど約10種類の商品を販売。その場でせいろ蒸しされたサザエのプリプリとした食感を、来場者たちが楽しんでいた。小矢部市の男子(10)は、「濃厚でおいしい」と笑顔を見せた。

販売していた同町商工観光課の田端亮哉さん(32)は「おいしいものを食べて、現地に来てもらうきっかけになってほしい」と話した。

チアガールとピカチュウが登場

球場近くのステージでは、12球団のチアガールやユニホームを着用した「ポケモン」のキャラクター「ピカチュウ」が登場した。読売ジャイアンツの公式マスコットガール「VENUS(ヴィーナス)」ら24人のチアガールが、日本野球機構(NPB)のオフィシャルソング「野球場へゆこう」に合わせて笑顔でダンスを披露した。

また、12球団のユニホームを着用した「ピカチュウ」が登場すると、客からは「かわいい」と歓声があがり、熱心に写真撮影していた。最前列に座っていた、富山市の男子(6)は、「ピカチュウがかわいかった。ハイタッチもできてうれしかった」と喜んでいた。

グランドプラザでも野球体験

グランドプラザ(富山市総曲輪)でも、野球体験が楽しめるイベントが開かれ、登場した王さんが会場を盛り上げた。王さんは、ボールを投げて的に当てる「ストラックアウト」のコーナーで、挑戦する子どもに「勢いがいい。頑張れ」などと激励。指導を受けた東京から訪れた小学生の男子(10)は「バッターと対戦する際のコツや、心の切り替えを教えてもらった。今後の守備やピッチングに生かしたい」と目を輝かせていた。

プロ野球選手の用具を展示した「なりきりオールスター」のコーナーでは、子どもたちが巨人のキャベッジ選手、坂本勇人選手のバットを手に取り、選手気分を味わっていた。

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