元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が16日、自身のYouTubeチャンネル『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』で公開された動画「新クローザー誕生!? 工藤投手の凄さとは、、、」に出演。阪神タイガースの若き右腕・工藤泰成投手のクローザー転向論について持論を展開した。
工藤泰成、今季の驚異的な成長
ルーキーイヤーだった昨年は18試合に登板し、防御率3.31、2敗1ホールドという成績だった工藤。しかし今シーズンは7月19日時点で28試合に登板し、防御率1.57、1勝0敗7ホールドと成績を大きく向上させている。さらに7月11日のヤクルト戦では球団最速タイとなる163キロを計測するなど、目覚ましい成長を見せている。
この活躍を受け、ファンの間では工藤をクローザーに起用すべきだとの声が高まっている。しかし赤星氏は「ヤバいね、覚醒してるね」と称賛しつつ、クローザー転向論については「これはまだ早いでしょう」と一蹴した。
藤川監督の経験と重ね合わせる
赤星氏は「早いというか、まず1つ僕から言わせてもらうと、藤川監督を見てる感じなんですよ」と、かつて自身と共にプレーした藤川球児監督に言及。「最初、球児って先発だったんだよね、星野監督の時は。岡田監督の時に後ろに行ったんだけど、最初は火の玉ストレートまでいってなかったわけよ」と回想した。
「やっぱりまだ打たれてる時もあったし、乗り越えられないタイミングがあって、だから(工藤に対して)監督が自分に重ねてる気がするんだよね。『乗り越えろ』みたいな」と、藤川監督自身も様々な壁を乗り越えてレジェンド守護神となった経緯を踏まえ、工藤にも同じような期待を寄せているのではないかと推察した。
今季の目標は「絶対的なセットアッパー」
その上で赤星氏は「今年ずっと頑張ってたじゃんか。それがまずひとつ第1関門をクリアして、で、この第2関門みたいなのをクリアしたかな、みたいな。だからもちろん来年以降は工藤投手をクローザーっていうのもありえるかなとは思うんですけど、まず今年は絶対的なセットアッパーみたいなところに行きついてほしいんだよね」と、今季のゴールをまずはセットアッパーとしての地位確立に置くべきだと主張した。
最後に「藤川監督もね、元々はクローザーじゃなかったわけよ」と付け加え、工藤のさらなるブレイクに期待を寄せた。
赤星憲広の解説活動
赤星氏は『Going! Sports&News』(日本テレビ系)や『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)などで野球解説者として活躍。音声番組『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』では毎週月曜に“ならでは”の野球トークを展開しており、公式YouTubeチャンネルではダイジェスト版を配信している。



