大相撲バンコク公演、来年6月開催へ 東南アジア初、修好140周年で
大相撲バンコク公演、来年6月開催へ 東南アジア初

大相撲の海外公演が来年6月、タイ・バンコクで開催されることになった。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が、訪問先のバンコクで9日に発表した。2027年が日本とタイの修好140周年となることに合わせたもので、東南アジアでの大相撲海外公演は初めてだ。

3年連続の海外公演、東南アジアでは13年以来

25年のロンドン、今年6月のパリに続き、海外公演は3年連続となる。東南アジアでは13年のインドネシア・ジャカルタ巡業以来の大規模イベントだ。

来年6月11~13日に開催される。在タイ日本大使館に近接するバンコク中心部のイベント会場に約5800席を用意する。力士約70人が参加し、土俵には現地の土を用いるという。16世紀ごろから日本人町が一時存在した古都アユタヤでの横綱による土俵入り奉納など、公演に合わせた催しも予定する。

「日本古来の伝統文化」とタイ副首相

9日にタイ外務省で開かれた記者会見で、シハサック副首相兼外相は「相撲はスポーツではなく日本古来の伝統文化だ」と述べた上で、バンコク公演について「本当に光栄で、うれしく思う」と語った。八角理事長は「日本と同じように、伝統文化を披露したい。土俵上の力士の当たり合いも見てほしい」と語った。