アジアパラ大会のパワーリフティング女子50キロ級決勝が20日、名古屋市中小企業振興会館で行われ、名古屋市在住の山本恵理選手(43)が自己ベストを更新する63キロを挙げて6位となった。
自己ベストを更新し6位
生まれつき足が不自由で、日本財団パラスポーツサポートセンターの職員としてパラスポーツの魅力や多様性への理解を広げる活動を続けながら、競技生活を送る山本選手。結婚が決まったのを機に昨年名古屋市に転居し、新たな「地元」での国際大会出場となった。
50キロ級での自己ベストが60キロだった山本選手は、右手で胸をたたき、集中した様子で試技に入り、2回目で63キロを挙げ自身の記録を更新。3回目は日本記録の66キロの更新を目指し67キロに挑戦したが、惜しくも失敗した。
応援を力に変えて
会場には、名古屋で出会った人たちも大勢応援に駆けつけた。
2021年の東京パラリンピックを目指した際は応援を重圧に感じてしまったという山本選手は、「みんなに一緒にドキドキしてもらおうと、67キロに挑戦した。今回は応援を大きな力に変えられた」と語り、「(アジアパラを経験し)改めてパラリンピックを目指したいと思った」と気持ちを新たにしていた。