W杯オランダ戦後の渋谷、朝7時から熱狂の渦
サッカーの祭典、W杯。日本代表の初戦となったオランダ戦の後、試合終了からわずか10分後には、渋谷のハチ公広場とスクランブル交差点周辺がサムライブルーのユニフォームを着たサポーターで埋め尽くされた。日本代表の応援歌「VAMOS NIPPON」が地鳴りのように響き渡る中、交差点は熱気に包まれた。
信号が青になると始まる儀式
歩行者信号が青に変わると、交差点の中心に向かって四方からサポーターが駆け寄り、拳を突き上げて絶叫する。ハイタッチを交わし、上半身裸になった若者が担ぎ上げられて周囲を煽る。日の丸や旭日旗がはためき、誰もが勝利の喜びを爆発させていた。
小雨が降る中でも熱気は冷めず、サポーターたちは信号が青に変わるたびに交差点の中心に集まり、点滅が始まると警察官の笛の合図で大人しく歩道に戻る。この儀式が何度も繰り返された。
警察官とサポーターの協力
警察官は「警察官の交通整理にご協力ください」と書かれた黄色い規制テープを張り、歩行者信号が赤の間は車道に人が出ないように柵を作る。青信号になるとテープを外し、サポーターは横断歩道の中心へ走る。信号が点滅を始めると再び歩道に戻るという秩序が保たれていた。
この光景は、海外メディアも注目する日本のサポーターのマナーの良さを象徴している。熱狂の中にもルールを守る姿勢が、W杯の名物となっている渋谷のスクランブル交差点で見られた。



