異例の処分猶予、トランプ大統領の介入が波紋
決勝トーナメント1回戦でレッドカードを受け退場となった米国代表FWバログン。本来なら次戦出場停止のはずが、トランプ米大統領が国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長に処分の再審査を依頼した結果、処分が1年間猶予され、ベルギー戦に出場可能となった。この異例の決定は世界中で非難を浴びた。
本人も受け入れていた処分、一転して猶予
バログン自身も処分を受け入れていた中での猶予措置発表。翌日のベルギー戦に先発出場したが、チームは1-4で敗れた。試合後、取材エリアに現れたバログンは、報道陣の呼びかけに足を止め、消え入るような小さな声で語った。
誠実な姿勢、主審との握手も
「決定が覆れば議論を呼ぶことは分かっていたが、仕事に集中するだけだった」。質問した記者の目を真っすぐ見つめ、そう答えた。レッドカードを提示した主審と握手を交わし、ベルギー戦では愚直にプレスをかけ続けた。アスリートとして、人として誠実な態度だった。
敗戦後、ベルギー監督からの温かい言葉
敗退が決まった後のピッチで、ベルギーのガルシア監督から「今回の件が、君がW杯で残した素晴らしいパフォーマンスに影を落とさないことを願っている」と言葉をかけられたという。まだ25歳の前途有望なストライカー。今後の活躍が期待される。



