愛知・名古屋アジア大会は27日、スケートボード・ストリートの決勝が行われ、男子は佐々木音憧(とあ)が172.35点で銀メダル、小野寺吟雲(ぎんう)が168.11点で銅メダルを獲得した。女子は織田夢海(ゆめか)が161.96点で2位。松本雪聖(いぶき)(熊本・竜北中)は5位だった。
男子ストリート、佐々木は安定した滑り
世界ランキング2位の佐々木の滑りは安定していた。完成度の高いトリックを積み重ねた前半のランは首位と僅差の2位で折り返し、ベストトリックでは1本目に88.05点をマーク。金メダルに手が届きかけたが、2本連続失敗から起死回生の大技を決めた韓国選手の爆発力に屈した。「(メダル確保のために)技を落としてくるかと思ったけど攻めてきた。すごいと思う」とライバルをたたえた。
女子ストリート、織田は出遅れが響く
予選1位の織田は前半のランで2本続けて失敗。技の難度を落とした3本目を滑りきり、3位で後半につなげた。一発の技を競うベストトリック1本目で90.75点をマーク、一時トップに立ったが、首位ターンの中国選手に再逆転を許した。3本のベストトリックで90点台を出したのは織田ただ一人。出遅れが痛恨の敗因となり、「ランを最初からフルメイクできる力をつけたい」と唇をかんだ。